口裂け女 - オカルト奇想天外

都市伝説界の女王口裂け女

元旦から記念すべき最初の都市伝説は

"口元を完全に隠すほどのマスクをした若い女性が、学校帰りの子供に「私、綺麗？」と訊ねてくる。「きれい」と答えると、「……これでも……？」と言いながらマスクを外す。するとその口は耳元まで大きく裂けていた、というもの。「きれいじゃない」と答えると包丁や鋏で斬り殺される、と続く…"

(Wikipediaより引用)

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上記のような都市伝説ですが地方によってバリエーションが多くあり、私の地元で語られる口裂け女は夏でもコートを着ていて鎌で斬り殺されるというバージョンでした。また出没時間も決まっていて午後5時から6時までに出没するという噂でした。

口裂け女の基本情報

身長・・・諸説あり。2メートル越えという噂も。

体重・・・不詳。2メートル越えなら120キロ程か？

好きなもの・・・べっこう飴、金平糖、インベーダー？

嫌いなもの・・・ポマード、犬、ハゲ

特徴・・・100メートルを6秒で走る。

有名なものがべっこう飴とポマード。この２つのアイテムは口裂け女を語るには欠かせません。身長については具体的は数字はあまり語られていないようです。体重に関しても同じですね。

犬やハゲはポマードと同じ扱いらしいです。このハゲーーーー！！！！

そして口裂け女が怖い所以、それが100メートルを6秒で走る！！という所だと思います。

全国のかけっこに自信のある子供達を恐怖のズンドコに陥れたことでしょう。

中には血液型がO型の子供は襲わない、というどう考えてもO型の人間が考え出した説もありますが、子供が襲われるという所は全国共通みたいです。

口が裂けた理由

整形手術失敗説、交通事故説、精神病患者説等多くの説がありますが、大半が整形手術失敗説だと思います。この整形手術の際、執刀医がポマードをつけていたためポマードが嫌いだとか。

この説の中で興味深いのが精神病患者説です。この説ではそもそも口は裂けておらず口紅で口を大きく見せている、という話でかなり現実的な話になっています。

岐阜県での最初期の噂では、その正体が精神病院からの脱走者として語られており、1970年代に大垣市で座敷牢に閉じ込められていた精神病女性が夜ごとに外出し、精神に異常を来たしているために口紅を顔の下半分に塗りたくり、それを見た人が驚いたという話や、多治見市の著名な心霊スポットのトンネルで精神病の女性が徘徊して子供を脅かしていたという話が元になったといわれ、その後も精神病と口裂け女を結びつける事例の報告は多い。いずれにしても、中京地区、特に岐阜県近辺が発祥である点はほぼ一致している。

(Wikipediaより引用)

このように口裂け女発祥の地とされる岐阜県でこのような噂がされていたようです。

時系列でまとめると

・1979年頃施設を脱走した精神病患者説

・1990年代整形手術失敗説(整形手術の一般化とそのネガティヴなイメージから整形失敗説が広がる？？)

噂の元

これはかなり有名な話ですが岐阜県で当時(1970年代)学習塾に子供を通わせることの出来ない家庭が塾に通いたい、という子供に対してついた嘘が口裂け女の噂の元だと言われています。

これ以外にも遅い時間まで子供が遊ばないようにと親が子供を怖がらせるために作った作り話という説もあり親が家庭の事情や子供の身を案じて作り出した作り話というのが定説みたいです。

僕が小さい頃は家が山の麓だったためか早く寝ないと山姥が攫いくるぞ！とよく親に脅されていました。

実際の事件

当時の子供たちを恐怖のズンドコに陥れた口裂け女。かなりの社会問題にもなったようです。

主な事件や社会問題

この都市伝説は全国の小・中学生に非常な恐怖を与え、パトカーの出動騒ぎ（福島県郡山市・神奈川県平塚市）や、北海道釧路市・埼玉県新座市で集団下校が行われるなど、市民社会を巻き込んだパニック状態にまで発展した。

1978年12月初めに岐阜県で噂が起こり、マスコミに初めて登場したのは1979年1月26日の岐阜日日新聞とされる。次いで『週刊朝日』1979年6月29日号に記事が掲載され、1978年12月初めに岐阜県加茂郡八百津町で、農家の老婆が母屋から離れたトイレに立った際、口裂け女を見て腰を抜かしたという噂が紹介された。

1979年6月21日、姫路市の25歳の女がいたずらで口裂け女の格好をし、包丁を持ってうろつき、銃刀法違反容疑で逮捕された事例もある。