こんにちは!皆さんは毎日利用しているものはありますか?思い浮かべてみてください!
思い浮かびましたか?私は毎日のように道路を利用しています。その時にお世話になるのが「道路標識」です。今回はそんな道路標識の一つ「歩行者専用」に関するとして伝説を扱っていきます。
道路標識「歩行者専用道路」
歩行者専用道路(ほこうしゃせんようどうろ)は、歩行者による移動の安全性確保や、スポーツ(ジョギングなど)、レクリエーション(散歩など)として、道路の全部を歩行者だけで利用することを目的とした道路である。
Wikipediaより引用
↑こういうやつですね
さあその都市伝説とは
道路標識のモデルを撮る事を頼まれたカメラマンが偶然街で見かけた父親と娘をモデルにぴったりだと思い撮影しその写真が道路標識として採用された。しかしカメラマンが撮ったのは親子ではなく誘拐犯と撮影した日に行方不明になった女の子だった
という都市伝説です。
確かに標識はシルエットになっていて身体の向きや表情は分かりませんね。この女の子、足の向きが不自然に曲がっており嫌がってる様にも見えます。父親?と一緒に歩いているなら父親と同じ方向に足が曲がっているはずなのです。あと単純に身体の形がウネウネしていて不気味ですね。
誘拐だと言われる理由
- 女の子の足が男性の足の向きと反対で女の子が嫌がっているように見える
- 男性がなんか怪しい
- 全体的に不気味
こんなところではないでしょうか?
実はデマ!?道路標識都市伝説
ネットで検索するといくつかこの都市伝説についての記事があるのですがそのほぼ全てにデマだと書いてあります。その内容は
都市伝説のように道路標識の公募は行なっておらずカメラマンが撮影した写真は道路標識にはなり得ない。そして道路標識とは世界である程度統一されている。
そしてこの都市伝説の発祥はドイツ🇩🇪であり1970年頃にドイツの大統領グスタフ・ハイネマンがこの道路標識について「誘拐を連想させる」と言ったのが始まりである。
とあります。確かに公的な標識に一般人の写真がモデルに使われるというのはダメな気がします。そういうことに緩い時代だったと言われてしまえばそれまでですが…そしてドイツ発祥説は具体的な人名が出ており信憑性は高そうです。
調べてみるとハイネマン大統領は実在する人物でちょうど1970年頃に大統領を務めています(1969年〜1974年)。事ことから発言自体は確認できませんでしたが信憑性は極めて高いです。
ちなみにこの一件があったからかドイツの歩行者専用の標識は女性と手を繋ぐ子供のデザインに変更されています。
結論
日本の道路標識は公募ではなく世界規格でありカメラマンが撮影したものではない。
都市伝説の発祥はドイツの大統領の発言がきっかけ
発言したとされるドイツの第3代連邦大統領であるグスタフ・ハイネマンが実際に「誘拐を連想」と発言したのかは確認出来ないが事実としてドイツでは道路標識が男性と女の子から女性と子供(性別不明)に変更されてる。
変更されても大人と子供のセットは変わらずですね!やっぱり親子で歩いてるのはなんだか微笑ましい様な気がします。
ただ普通に道路標識のデザインが不気味なので誘拐を連想する人も結構多いのでは…?